福岡県では、11月8日(土)、9日(日)に「Webサービスデザインワークショップ」を開催しました。県内13校から24名の高校生が参加し、サービスデザインの手法を学びながら、サービス開発に取り組みました
昨年度から引き続き、IT系プロダクトデザイナーの金内透氏を講師に迎え、「未来の社会をより良くするサービスを作る」をテーマにワークショップを実施。参加した高校生たちは6つのチームに分かれ、自分たちが思う社会課題を解決するサービスを考案しました。
1日目はチームメンバーとまずはチームビルディングや即興演劇などを行い、肩慣らしやコミュニケーションの円滑化を行いました。初めて会うメンバー同士ですが、すぐに打ち解ける様子はさすがは高校生といった様子です。まずは、パソコンで実際にウェブサービスをデザインするための準備作業です。パソコンや携帯は調べものにしか使わず、まずは付せんや画用紙、ホワイトボードを活用して手書きで様々なアイデアを出し合います。サービスデザインに向けて、1名がサービスを受ける役として寸劇を行いながら、手書きでプロトタイプを作成していきます。歓声や笑い声は収まらず、話しても話しきれないといった様子で1日目は終わりました。
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2日目は、実際のパソコンを使った作業です。簡単にサービス画面等のデザインができるアプリ「Figma(フィグマ)」を用いて、ウェブサービスを作成していきます。
チーム同士でレビューを行いフィードバックを受けた後、サービスを改良し、最終的にFigmaを用いてプロトタイプを作成しました。
参加生徒のみなさんの集中力とやる気は非常に高く、講師陣が休憩をいくら呼び掛けても聞く耳をもたず笑。
全員、ほとんど休まずプレゼン資料とサービス作成に没頭しています。
最後に、各チームが提案したサービスデザインはみんなの前で発表しました。
どのチームもプレゼン資料やサービスの作りこみ、プレゼンテーションのやり方など、目を見張るものがあり、講師陣も驚くほどの出来でした。素晴らしい!
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最後に、参加した高校生からの感想について、一部ですが、紹介します。
参加した生徒のみなさま、2日間、朝から夕方まで大変お疲れさまでした!
「現役のエンジニアたちとじっくり交流、開発ができ、ほんのさわりではありますが、アプリ開発の基礎的な部分を体感出来てとても面白かった」
「チームビルディングやマネージメントなどの手法も教えていただき、技術的な部分のみならず、どのようにコミュニケーションをとっていくのかについても学べたのがすごい良い体験だった」
「グループで活動する際にメンバーひとりひとりが行動する方の大切さやサービスを制作する上でどんな人でも使いやすいようにするにはどうすればいいかを知ることができました。」
「特に3つ心に残ったことがあります。1つは早く作って早く試して早いうちに失敗を経験するということ、2つ目はアイデアは数を出すことが大切であるということ、3つ目は定期的にテストすることが大切であるということです」
「figmaを活用してサービスを制作しているなかで、普段自身が利用しているサービスがどんなに創意工夫をして制作されているか考えることができた」
「とても有意義で興味がつきない時間であっという間な2日間でした。たくさんのことを、見て、聴いて、実践して「早く試して、早く失敗する」を繰り返すことで、良いサービスを作れました。今後もこういった機会があったら挑戦してみたいです」















