Rubyを使ったソフトウエア開発の作業を軽減する支援ソフトを発表!

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2014/12/10
Rubyを使ったソフトウエア開発の作業を軽減する支援ソフトを発表!

福岡発プログラミング言語「軽量Ruby」実用化へ前進

平成26年12月9日(火)、開発者 まつもと ゆきひろ氏と九州工業大学 田中 和明准教授が
不具合修正支援プログラム「デバッガ」完成報告のため、小川知事を表敬訪問。


 
福岡県では、福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議を中心に、プログラミング言語「Ruby」を活用したソフトウエアやコンテンツ分野のビジネス創出や産業集積に取り組んでいます。

12月9日、Rubyの開発者である特定非営利活動法人「軽量Rubyフォーラム」理事長のまつもとゆきひろ氏と、同法人理事の田中和明氏が、知事を訪問しました。

今回の訪問は、福岡発の革新的なプログラミング言語「軽量Ruby」を、安心かつ便利に広く使われるために不可欠とされていた不具合修正支援プログラム「デ バッガ」が、本県の支援により完成したことを報告するためで、軽量Rubyを活用したIT製品の実演・展示も行われました。

知事はデバッガの完成報告を受け、「軽量Rubyの実用化に一層の弾みがつくもので、大変うれしく思います。軽量Rubyの普及は今後の産業振興に大きく寄与できるもので、県としては皆さんと力をあわせてその普及・展開に一層力を入れていきたい」と述べました。
 
(写真左から)
・まつもと ゆきひろ氏(特定非営利法人 軽量Rubyフォーラム理事長)
・小川知事
・田中和明氏(特定非営利法人 軽量Rubyフォーラム理事)
・石井宏昌氏(特定非営利法人 軽量Rubyフォーラム事務局)
 
 
     
 
 
 
自律移動ロボットについて説明を受ける小川知事
 
  ▼Rubyとは
まつもとゆきひろ氏が開発した日本発のプログラミング言語で、「Java」や「C言語」などに比べ、開発効率が高く(記述量の少なさ、書き換えの柔軟性の高さから、開発期間の大幅な短縮と経費の削減が可能)、世界中で採用が進んでいます。

▼軽量Rubyとは
組込みソフトウェア用に開発した福岡発の革新的なプログラミング言語。Rubyの開発効率の良さを引継ぎながら、さらに少ないメモリ容量での動作を可能とし ていることから、自動車、ロボット、医療・福祉、新エネルギー、農林水産業など様々な産業分野において、あらゆる機器がネットにつながるIoT時代の新し い組込みソフトウェア開発を担う言語として大きな期待を集めています。
 
     

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